世界睡眠医学会について:パニック障害と睡眠薬の効能

2019年10月10日
ベッドに入っているが目が覚めてしまっている女性

世界睡眠医学会(WASM)は2003年に創設された国際的な学術団体です。
世界各国の睡眠医学会と連係し、睡眠の大切さを啓発する活動を行なっています。
毎年3月18日は、世界睡眠医学会によって「世界睡眠デー」と定められています。
日本では9月3日と合わせて、年に2回の「睡眠の日」があります。
睡眠不足はさまざまな病気と深い繋がりを持っています。
そのひとつにパニック障害があります。
パニック障害は理由もなく突然に動悸や息苦しさを感じ、めまいが起きたり脈が速くなったりして、ときには死の恐怖を覚える病気です。
発作は長くても1時間ほどで治まりますが、何度も繰り返すと外出を恐れるようになり、普通の生活ができなくなってしまいます。
パニック障害は心の病気ではなく、脳内ホルモンの異常が原因と考えられています。
しかし発作を起こすきっかけは不安やストレスなので、これを克服することが大切です。
特に睡眠不足、過労、風邪などは最大の敵と言えます。
眠れないときは、睡眠薬の使用も選択肢のひとつになります。
パニック障害は睡眠中にも起こり得ます。
眠っているとき発作が起きると、次からは眠ることが恐ろしくなって、ますます眠れなくなります。
また一旦眠りについても潜在的な恐怖が悪夢となって、目を覚まさせる場合もあります。
このような悪循環を断ち切るため、就寝前に適度の睡眠薬を服用し、精神を安定させることは有効な手段です。
睡眠薬には就寝中の不安を和らげ、眠りを長続きさせる効果も期待できます。
日本の医療機関にも世界睡眠医学会が認定した「睡眠専門医」がいます。
眠れない悩みや睡眠薬の使用に関する迷いがあるなら、一度専門家に相談することをお勧めします。

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