睡眠薬の副作用を減らした非BZ系睡眠薬とサプリの利用
2019年11月13日
不眠症となって眠れないことに苦しむ人が大勢いますが、そういう人たちの中には睡眠薬を飲みたくないという人も少なくありません。
多くの人が睡眠薬に対して持っているイメージとして副作用が恐ろしいというものがあるからです。
一昔前に中心的に用いられていたバルビツール酸系の睡眠薬はその副作用として呼吸抑制が知られていたことから、自殺にも用いられるという認識を強めることになっています。
しかし、その点が改善されたBZ系睡眠薬が中心となって利用されるようになり、重篤な副作用は軽減されました。
依存性や耐性等の問題は抱えているものの、比較的安全に使用できるものとして利用されるようになっています。
それに続いて非BZ系睡眠薬が登場したことによってBZ系が有していた筋弛緩作用や抗不安作用による副作用も軽減されるようになり、より安全性が高まっています。
しかし、非BZ系睡眠薬が登場しても一般の人が持つイメージは変わらないことも多く、医薬品の睡眠薬を使用するのは恐ろしいという人も未だに多い状況があります。
しかし、不眠症となって眠れないのは大きな負担となっていることから、そういった人たちは非BZ系睡眠薬ではなく、サプリを利用する傾向があります。
有効性が科学的に証明されてはいないものの、サプリの中には睡眠をもたらすことが口コミ等で知られているものが多数あります。
その中には普段から食事で摂取しているアミノ酸等のように安全性が高く感じられるものが多いことから、抵抗感なく使用できると感じる人が多いのです。
サプリは医療機関にかからなくても簡単に購入できるというメリットもあることから高い人気を集めており、今後の主流となる可能性すらあります。